2012年10月4日木曜日

Earl Klugh "If Only I Had a Brain" #3

今回はEarl Klughのソロギター"If Only I Had a Brain"のインテンポになった所からのトランスクライブです。

 Tips1.
 "ミストーンをどう捉えるか"

最初の出だしのF#からGにメロディが動くとき、6度下の音がベースサウンド的になっているのですが、Gの6度下の音(A#)はこの曲のトーナリティーから外れています。さらにレコーディングの音源ではピッキングせずにスライドでかすかに音が乗っているので、恐らくミストーンではないかと考えられます。 

しかしこの音をミストーンと考えずに、狙ってい出しているのだと捉えればメロディを6度重ねにして厚い音で出したかったのではないか、と考える事が出来ます。このように捉え方次第でいくらでも理論付ける事ができるので、ミストーンをミストーンと捉えずにまずはしっかり音源の通りに弾いて、そこに無理矢理でもいいので自分なりの理論付けをする事が大事ではないでしょうか。

 Tips2.
"Bass音とメロディ。コードを全て鳴らさなくてもコード感は表現出来る!"

このIf Only I Had a Brainでは常にベースラインが動きながらその上でトップノートがメロディを奏でるソロギターアレンジメントになっています。

この曲を聴くと分かりますが、コード全てを鳴らさなくても、ベース音だけでコード感を表現できるので、ソロギターをアレンジする時に活用してみてください。

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